【物が売れない時代】という嘘
【物が売れない時代】という嘘
ずいぶん前から
物が売れなくなったと
聞くことが多いと思います
では、いつから
『物が売れなくなった』といわれる時代が
始まったかを調べてみたところ
どうやら
1989年のバブル崩壊後
「よいモノを作れば売れる時代は終わった」
と言われるようになったようです。
これをキッカケに
『物が売れなくなった』と言われ始めたそうです。
さらに調べてみると 何と！
驚くべき事実を知ってしまった( ﾟДﾟ)
それが、こちら
主要統計表のデータによると
小売業全体の年間売上は2011年以降
約±2%の範囲で推移しています。
売上に大きな伸びは見られませんが
極端な落ち込みもありません。
小売業全体の売上は安定し
それほど大きくは変動していません（表1）。
表1：小売業の年間売上前年比
資料：総務省
「業種別商業販売額及び前年比」より作成
【物が売れない時代】というのは嘘だった
もちろん
業種や取り扱う商品や
サービスにもよると思います。
レコードからCDに
変わるというような場合は
これにあたると思います。
そもそも
何故、【物が売れない時代】という
キーワードが気になったかという経緯を話すと
相談者の遺品整理をしていて
各家庭の部屋にある物の多さに
【物が売れない時代】
といわれていることに矛盾を感じていたからです。
ズバリ消費者は物を今でも買っています！(笑)
不景気を連想して、マスコミが
物が売れていない小売店だけに
インタビューしているようにも疑ってしまいます。
または、物が売れていない小売店を
１０店舗集め報道して、物が売れている
小売店を１店舗だけ取り上げて祭り上げれば
これまた情報操作できるような気もしてしまいます。
遺品整理屋の視点ですが
物が売れないという人は
きっと時代の流れに
乗れていない人なのだと思います。
僕は、マーケティングに関して素人ですが・・・
物が多い相談者の部屋を
片付けていて感じる消費行動を
お話ししてみます。
１、 消費者は、商品の選択肢が多くなっている
これは、同じような商品でも色々あるので
自分のライフスタイルに
合わせたものを持っています。
２、 大型店が主流な時代ではない
これは、近くの電気屋さんなど
持続されるコミュニケーションが
有効な所から商品を購入している
傾向に見えます。
個人的な見解ではありますが
売り手と消費者との間に
ビジネスマナーは、あまり意味はなく
むしろフレンドリー的な人間関係が
構築されている所で
物を買っているように思えます。
商店街での会話のやり取りなどが
良いのだと思います。
何故、僕が
このように思うかというと
例えば
部屋の片づけの依頼を受けた時に、
電化製品は
いつもお世話になっている
電気屋さんにお願いしているから
大丈夫ですといわれる事も多いからです。
３、 商品を買う方法や
買う場所などの選択肢も増えている
例えば
ネットや町の商店街など
色々な所で物を購入できる。
これだけ見ても
昔のような売り手市場では
無いといえると思います。
消費者が売り手を
選んでいるということだと思います
物が売れないといっている人は
【物が売れない時代】ではなく
消費者に選んでもらえない
お店になっているのだと思います。
物が売れない時代だと
胸を張って公言していると
恥ずかしいですよね(笑)
うちは、お客様に選ばれていない店だと
胸を張って言っているのと同じだからです。
まぁ
遺品整理屋の無責任な発言ですから
どう考えるかは
あなた次第だということで終わらせて頂きます。
～最後まで、有難う御座いました～
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