202X年 リサイクルショップが無くなる日
その昔のリサイクルショップの形態は
僕の知る限り質屋だ
価値あるモノを質屋に持ち込み
お金を借りる、借りたお金が返せなければ質流れと言い
差し出したモノが他者に流れて所有権が他者に移る
その後、金券ショップが立ち並び、高速道路のチケットなどが
売買されていた
質屋は、金融、金貸しが利子だけで取引されるようになったこともあり減少していったのかと想像する
金券ショップは、僕の友人が経営していた
高速チケットもタクシ一チケット時代が終わり
旨味が無いので御店を閉めた
両者に共通するのは、売買がその場で成立するということ
売り手も買い手も、お店に来て、店主はその場を動かずに
商売が成り立つということだ
仕入れも販売も店主は動かない
現在のリサイクルショップはどうだろうか？
仕入れにお客様のお家に出向き、買取り金額を交渉して
お店に持ち帰り販売する
この部分を見ても非効率だ
最近は、売主である御客様が直接、売りたい、手放したいモノを
携帯の写真に撮って、そのまま買いたい欲しい人に売ることできる
リサイクルショップのような仲介者が要らないのである
又、今の世の中はモノが溢れていて飽和状態だ
あなたも、こんな経験は無いだろうか？
リサイクルショップに行き、何気なく店内を回る
凄い欲しいモノが無い、新品を買った方が、お得で安い
大型モ一ルに行っても買うモノや欲しいモノは無く
帰ってくるという経験だ
世の中にモノが溢れているという証拠だ
それなのに何故？
そのような所に行くかと言えば理由は簡単だ
皆行くからや情報を得に行っているからだ
だから、斬新な価格やキャッチコピーに釣られて
たいして必要の無いモノを衝動買いしているのだ
僕は遺品整理屋だ
整理している御部屋に新品だけどリサイクルの価値の無い
モノが溢れている御部屋は多い
相談者が僕に言う、買った時は新品だったと
当たり前だ(-_-;)
埃は、かぶっていなかったと言う意味だろう。。
使おうと思って買ったけど、使わなかったや
こんな所から出てきた、探していたんだと言いながら
使うときに無かったから、改めて買っていたと言う
何とも幸せな民族だ
こんなモノあまり日本で
あなたがリサイクルしようとしているモノは皆は要らないのである
それに今は、新品を安く買える
もう一つ言えば、皆、すでに持っている
買い手を探す方が困難なのだ
あなたには新品でリサイクルできる商品であろうかも知れないが
買い手が居ないのである
需要と供給のバランスが崩れているのだ
今の時代は、買わない、売れない時代だ
だから、良いモノをゆずる、あげる時代を考えて
最終的には
ぶつぶつ交換をしながら与える時代にしなければいけない
私のモノ、自分のモノの殆んどは、あなたのモノではないんだ
もとを辿れば、全てのモノ、所有権は地球なんだ
全てのリサイクルショップが無くなるとは言わない
しかし、生き残れるのは、何かに特化したショップだけだと思う
そこには、買い手が欲しいモノがあるから
希少価値という付加価値無いモノは粗悪なモノも多い
大量生産で作られるからだ
希少価値が比較的高いのは、やはり人が丹精込めて
作り上げたもので、芸術だであり美術だ
もちろん器など、生活雑貨でも同じだ
あなたの御部屋に希少価値の高いモノはありますか？
僕の部屋には無い(-_-;)
だから、１つ１つを大切に使い
僕だけの希少価値の高いモノを育てる
最後は、リサイクル何て考えず
後悔しないで、手放して処分できる
使いきるのである
それでも、貰ってくれる人がいるならば
僕は散々使用したから、ゆずることが出きるんだ
売買するのは趣向品でもあるんだ
生活雑貨では無いんだ
生活雑貨は、少なくても生きて行ける
あなたのキッチンに箸は何膳ある？
独りなら２膳もあれば充分でしょ(笑)
よく考えて(*^^*)
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