孤独死が無くならない理由
僕は、長年、特殊清掃と遺品整理をしている
年々、歳を重ねる毎に孤独死は増え続け
少しずつ、社会問題になりつつある
しかし、僕の見解では
これから先、残念ながら孤独死は無くならない
何故か?
結論から言えば、過去に多くの人達が長いものに巻かれ
良く考えもしないで、今を選択してきたからだ。
中には、一生懸命、孤独死社会を無くそうと掲げている人もいるが
それは、難しい問題で、無駄な努力とは言わないが視点を変えた方が利口だ。
ちなみに、僕は仕事上、孤独死の相談や案件を請け負うが
僕自身、孤独死には、あまり関心は無く興味もさほど無い
冷たい男だと思われるかと思うが、これが僕のスタンスだ
孤独死という亡くなり方は、僕にとっては
今の時代の死に方の1つに過ぎない
例えば、交通事故で、病気で亡くなり、その亡くなった場所の問題であり死後の経過、時間の問題だけである
僕は孤独死は無くならない、死にかたの1つだと受け入れた理由を
ここに書いてみる
その1つに、世の中の便利だ
世の中は、目まぐるしいほど便利になっていく
そして、この便利は、あなたの為で、あなたが受け入れたことで
今も将来も人との接触の機会が無くなっていることに気づいたことありませんか?
おそらく、無いでしょう
例えば、キャッシュレス化、お金のやり取りは、もはや人の手を介さずに無人で進んでいる
娯楽は、集団で楽しむ時代ではなく個人で楽しむ時代
外出しなくても室内で充分楽しめる
核家族化どころか分子化している家族構成
同じ、屋根の下で暮らす親子や夫婦が顔を合わせなくても
生活できる環境の上、個々が自分の時間で忙しく生活サイクルも
様々で、個になる空間、時間が今の時代のステイタスになっている
男女間でも、自分のスタイルを優先すれば、自分らしく面倒ではないと考え恋愛も敬遠していく
どうですか?
多くの人達が、当たり前に受け入れている生活環境の中で
自然と1人、個を尊重して、個人主義の流れで孤独死が無くなると思いますか?
不便で、人と助け合うという機会は少なくなっていく中
不便は人との助け合いが必要で、相手を思いやる気持ちが生まれる
例えば現代社会が
キャッシュレスならば、レジに並ばずスムーズに人は流れる
しかし
現金でレジで支払いに戸惑っていて、後の人後列の人達がイライラしてしまい、早くしろと文句を言い、急かすような現代だと感じませんか?
こんな世の中で、孤独死が亡くなると思いますか
孤独死させてしまう世の中や社会に目を向けななければならず
孤独死は可哀想や悲劇だと思う気持ちだけでは何も変わらないのであります。
そして、僕は孤独死も1つの死の在り方で、選択肢でもあり人の尊厳でもあると思うのです。
- こちらの本を読んでみてください
きっと何かを感じて頂けると思います
ここに僕は孤独死社会の原点を教えてもらった
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孤独死は結果であり、孤独死になる前の人の生き方を見つめ考えた方が良い
孤独を選んで死んでいく人もいるし社会から離脱、弾き飛ばされて
孤独になる人もいるからだ
孤独死する前の人の人生や在り方が家族、友達へと繋がり
それが、社会や世界に広がっていく
こんな風に考えれば孤独死の在り方も変わり改善していくものだと感じている
逢うことの出来ない人に届けたいので
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