11日間の夢 № 1

僕は、毎晩、夢に、うなされ、寝る事さえもにも怯えていた。

 

ここでも、何度も、書いているが、昼間は、世の中の矛盾と

 社会に人間関係との折り合いが付かずに、もがいていた、

更に、夜も奪われ、本当に辛い毎日だった。

 

当然、朝はには、心も重く、体さえ、重しを載せられ

 身体を動かすのもやっとの、思いだった。

 

優一の救いは、僕はかろうじて、肺を動かして、

 空気を吸い、息をしている。

 

生きるために、精一杯、最低限、今ここで、できる事を

感じながら生きている。

 

もはや、植物人間とも言えず、ただ、今、ここに居るだけだ。

 

そして、もう1つの救いは、レナ異星人なのか、

僕の自己の声なのかは解らないが、

 

1枚の写真の様な映像を、僕の頭の後ろの後頭部に

 映し出して見せてくれる写真に救われた。

 

その、写真は、未来の僕の妻になるであろう

 妻のボヤケタ顔の横にいる僕の写真だ。

 

この写真には、言葉では表現できないが

 

あえて、言うなら、生命あふれる、素敵な自分だった。

 

 この映像だけで、僕は生きる希望を捨てれなかった。

 

何故なら、この僕の頭に入り込む全てのものを

確かめて、置きたかったかである。

 

 もしも、この映像がなければ、

今頃、僕はこのブログを書くことも出来なかっただろう。

 

 その写真に写る、僕は、特別でもなく、オンリーワンでも無い。

 

ただの、僕だ、でも、この時の僕は、それが全てで良い。

 何も無い、僕でも、生きる力が湧き出る自分であれば良いと

 その、写真に、話しかけた。

 何度も何度も、そして、何度も。。

思い出しては、自分を慰めた。

 

この時、僕は、自己の声やレナ異星人に、心の中で

何度も、ありがとうを伝えた。

 

夢の話に戻ろう。

 

2~3日日間くらいは、気にせず、夢を流していた。

内容も覚えていないが、恐怖感や、嫌な感じで

朝、目を覚ましていた。

 

この日を境に何故、こんなにも、何か僕にとって、

重要な何かを伝えようとしているのかと、

キーワード探しの旅に出た、

もちろん、この旅は夜だけ、

 

しかも、僕が寝るとき、数時間の旅だ。

 

そして、幾つかの未来であろう

夢を映像として、見せられた。。。。。。。多分。。

 

僕の妄想だ。。。。そうあって、欲しいと感じた。。