特別な存在ではない自分を受け入れる
選民意識という言葉を聞いたことがありますか？
選民意識とは
自分たちは選ばれた特別な存在であり
他者を卑しい存在として見下したり
排除したりしようとする考え方のこと
自分は選ばれた特別な存在だと感じている人です。
又は
自分は選ばれた特別な存在でありたいと願う人達です。
このような人の特徴は
他者に自慢できるようなものが増えていく傾向があります。
例えば、洋服に装飾品、ブランドバックに整髪料に
化粧品、自分を良く見せる物が増えて行き
それに、比例するように
ファッション雑誌等も増えて行く
確かに身だしなみも大切だが
ほどほどにしておかないと
後で、自分の首を絞める事になっていきます。
成りたい自分になろうとするのではなく
だれから見ても特別だと認めさせるために
自分を偽り必要以上に頑張ってしまいます。
簡単にいえば
いつでも競争する相手を見つけ
自分は上だと主張したがる傾向にあります。
選民意識の高い人は
競争している自分を維持しなければいけないということです。
例えば
何か大きい目標を持って成功を望んだとします。
成功する為には
アイツを越さなければダメだ
蹴落としてやるとはいわないまでも
誰かを目標にしたりすると思います。
そして
自分が成功する為に、必要なものを集め補おうとします。
例えば、物・金・人
そして
選民意識の高い人が成功を収めると
今度は、成功者はこうで無ければいけないという考え
更に、上の成功を求めるようになります。
これを繰り返していると
成功している自分を
演じていかなければならないような錯覚に囚われます。
自分以外を演じているので
演じなければいけないものを集める事になります。
役職が人を作るという言葉を
聞いたことがあると思います。
外面や外観は
それで良いかも知れませんが
しかし、心はそうは、いかないと思います。
心の中はモノで着飾る事は出来ないので
これで、よいのかといつでも自分に問いかけながら
これでよいのだと自分に、いいきかせることになります。
だから自分の心と葛藤することになります。
それよりは
成れる自分を受け入れていれば
自然と自分らしくいられ
生き方としては、楽だと思います。
自分を受け入れている人は
比較的、心の葛藤も少なく
気持ちを楽に過ごせると思います。
心の中は、いつでも穏やかでいられる感じです。
大きな目標を持つこと事態は悪くはないと思いますが
それを求めすぎてしまうと
自分を苦しめ心も身体も乱れてくるのではないでしょうか
あなたが、タンポポで
薔薇の花にあこがれても薔薇には、なれないのです。
あなたが、タンポポなら
薔薇になっても面白くはないはずです。
薔薇ではないタンポポを
必要としている人も沢山います。
あなたが憧れる薔薇が
華やかに見えるだけで
そんなものに囚われていないで
自分らしく幸せでいてください。
特別になろうとする人は
自分が特別になる為に
部屋に物が多くなって行くのだと思います。
～最後まで、有難う御座いました～
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