遺品整理を避けた方が良い日

あなたは、冷めた朝の体験をしたことがあるだろうか

例えば、こんな感じだ

静かにかけがえの無いものが遠ざかる

やるせない気持ち

どんなに想ってもみても明日が見えない


我ながら詩人だ( ̄▽ ̄;)
奏でてみたいものだ 笑笑

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僕は遺品整理屋だ


これから遺品整理をする人に伝えたい


遺品整理に大切なことをよく聞かれるポイントだ


遺品整理を何時するか?


おそらく、20年 約4万件 作業してきている僕でも


いまだに慣れないことがあるポイントだ


心して聞いて欲しい


それは、午前中の雨の日の遺品整理だ


この天候のときには、さすがの僕でも遺品整理する部屋にいると


冷めた朝を感じる


20年間、4万件の他人の遺品整理をしている僕が


これを感じるということは、当の本人(遺族や友人)は


もっと気が滅入ることであろうと想像する


だから、出来れば、雨の日の遺品整理は避けた方が良いと思う


降りだした雨の音を聞きながら作業現場に向かう


玄関を開けて、カーテンを開ける


少し冷たさを感じる部屋を見渡す


うやむやした光のなかに静寂とともに片付けるものが浮かび上がる


寂しさを感じる瞬間になる


ここの住人はもういない他界している


逢うことは出来ない、会話も出来ない、温もりも感じない


心と身体が雨の冷たさとともに締め付けられていく


そんな時


僕は音楽を流し、ラジオから流れてくる声を頼りに作業に挑むことがある


理解してほしい


天候が変わり雨のち晴れ


雨が止み、流れる雲の隙間から光が差し込む


遺品整理の部屋が明るさを取り戻していく


風が流れ、僕たちの気持ちも一緒に風に乗って流されていく


ようやく、自分を取り戻し作業は効率良く進められていく


僕だって、そんな気持ちになる


だから


あなたの最愛の人ならば、雨の日の作業は辛いことになると思う


出来ることならば、雨の日は作業を中止して


部屋にたたずんでいると良いと思う



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