僕が生前、遺品整理屋な理由 No. 16

これは、過去に僕が書いていたブログを転送してます。↓↓


業績が下りだすと私にはその勢いは、もはや、止められなかった

実はこの頃の私は悪魔と戦っていた。
「もう、辞めよう。君(悪魔)と手を結ぶ事を止めたい」事を
願い出ていた。
私自身も、疲れていた。
こんな、自分の弱さに悪魔が業績を使って嫌がらせをしているんだと
感じていた。

正に妖怪ウォチャーの世界だ。
全てが人のせいで、妖怪のせいにしていた。

この時、一部の社員から牙の抜けた社長と揶揄されていた。
私がこんな精神状態なので、会社が全体が揺れて崩壊するのは
時間の問題であり、崩壊するに決まっている。
自分の弱さをもっと皆に見せて置くべきだった。

社員1人1人に説得をした。
これまで、通りの考え方では、我々に本当の繁栄は無いと。
既に手遅れだった。
誰も、私の声を聞く物は居なかった。

私は焦った、仕事に対する考え方を変え、業績を戻さなければと
取りあえず、皆の考えを変える為に時間が掛かると判断し、
当面の運営費を銀行から借り入れる事を考えた。

銀行に相談しに行くと、プロパで1億円貸してくれる事に驚いた!
簡単に言うと、保証人なしでほぼ、金利が無い様な形で貸し付けしてくれる感じだ。
あの頃とは、全然違う対応だ。
しかし、喜べなった。
少し検討、考えてからと保留にした。
何故なら、私は頭が緩いので、何故あの時に貸してくれなくて、
こんな悪行高い、今の私には大金を積むのか理解したくなかった。

程無くして、自力で立て直す事にした。
お金を借りたら、悪魔の思う壺だとも感じていた。
結果は惨敗だった。

お客様も社員も日に日に数が減っていった。
何故?だと自問自答し、内に籠るようになった。
私は勝手なものだ、本当にそう思う、困った時に
神頼みして、座禅を組んだりと右往左往した。
欲の塊だ。

当然私は導かれるはづも無い。。。。。。。
泣いた。。。。。。

あらゆる、手に入れた物が離れて行った。
又、手にしていた者からも咬まれていた。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

辞めよう、もう、何もかも、新たな就職口を探そうかとも考えていた。。。。。。。
毎日そんな事を考えていた。。。

ある時、死んだ彼が私に問いかけて来た。\(◎o◎)/!
本当の話だ、気のせいかもしれない。

夢の中で、彼が私に係る全ての人を連れて行ってしまうのである。
私が何故、そんな事をするんだ。と吠えると笑いながら去って行くんです。
この時は意味分からず、あの野郎と思っていた。

暫く日が経つと、耳元で、お前に就職は無理だと言ってきた。
うるさいと私は跳ね除けたが理由も知りたかった(笑)
何故か不思議と自分で答えが解ってしまった。

そりゃ~そうだ、年齢的にも難しいし、手に職があるわけでも無く、又中卒だ。
よ~く考えても、就職は私に取って難しい事を悟った(笑)

私は新たな決断をした。

今の仕事を続けようと。但し、もう悪魔とは手を組まないし、
ぼちぼち、出来るお仕事だけやって行こうと誓った。

-1000からのスタートだった。

この頃、私を勇気付けてくれる人達に出会う。。
私には新鮮で斬新で、ちがう次元の世界の住人だった。

これまでの、私はなんだったんだぁーー(ー_ー)!!
と目からウロコだった。

私が生前、遺品整理屋になるには、ここまで来ると時間の問題になっていた。