自然との対話 No.2
その日の夕方に彼女の家に着いた。(^_^)
5月のGWウィークも終わろうとしている。
彼女の創る夕飯は格別だ。
この日は、ヨモギを一緒につみに行き、それを、天ぷらにしてくれた。
僕の基本的食生活は、一日1食で夜だけ
献立のチョイスは、スーパーの値引き弁当や牛丼と外食の毎日だった。
そんな、僕を知る彼女は、手作りと、自然食をふんだんに
食べさせてくれる。
翌日は、彼女とスローな1日を過ごした。(^_^)
彼女が、僕のペースに合わせてくれた。
僕は、読書をして、音楽を聞いた。
この日はすっかり、自然の事など忘れていた。
彼女の部屋には基本的に音がない。
TVがあるわけでも、車の騒音も無い。
それだけでも、充分僕の神経は落ち着いた。
ここに、居る僕は、異常な僕では無くなる。
食事を終えて、コーヒーを飲み干し、今日は、眠ることにした。
明日の僕の予定は無い。
彼女の朝は早い、畑仕事に出るからだ。(^_^)
僕たちは、早めの睡眠をとった。(^_^)
そして、次の日の朝方、けたたましい、小鳥のさえずりで
目が覚めた。
あの、鳴き声の数から100羽~の鳥が居ることは、想像できる。
時計の針を見ると朝の5時半だった。
彼女は既に起きていて、昼食に食べる、お弁当をこしらえていた。
彼女は目覚めた僕に気付き、「おはよう」と言ってきた。
そして、
「ひさよしは、自分の体調が戻るまで、自分のペースで、お起きてね」
「ゆっくり、もう一度眠れば?」と言ってくれた。
僕は、窓の外を眺めた。
すると、彼女は、笑いながら、「鳥の声凄いでしょ?」
凄いねと僕は、答えた。
彼女は、笑いながら、続けた。
「実は私、滅多な事では目覚ましをかけないのよ。」
「鳥の声の方が大きいし、鳴く時間もはやいのよ。(笑)」
「それに、何だろう、目覚ましだと、もう、うるさいなぁ~。と
思うことはあってもね。鳥の声には、それを感じないし、
むしろ、今日も、おはよう!って気分で起きれるのよね。不思議よね。」
「もう、暫くすると、鳥達が、出掛けて行くから、そうすれば、静まるわ(笑)」
「今日は、私が帰るまで、ゆっくりしてね。」
「じゃ~。行ってきます」
「行ってらっしゃい」と彼女に僕は答えた。
僕はそのまま、もう一度、眠りに着いた。
暫くすると、5月の陽射しの強さのせいもあり、暑くて目が覚めた。
時計をみると、9時だった。
しばらく、ぼっ~としていると、レナ異星人が来た!
「おはよう!」(⌒‐⌒)
「ああ~。おはよう」( ̄▽ ̄;)
しかし、おはようは、全宇宙共通の挨拶なので、あろうか?( ̄▽ ̄;)
「細かい事は気にしないで」( ̄▽ ̄;)
「神経過敏よ!」(⌒‐⌒)
「さぁー、行くわよ!」(⌒‐⌒)
「早く、出かける準備して」(⌒‐⌒)
「分かったよ。一寸待って‼」( ̄▽ ̄;)
何処に行くか、解らないが、この流れで言うなら、
僕は、レナ異星人の乗る。
宇宙船とやらに、のせられ、何処かの星に行くか、
レナ異星人の住む星に行くのであろう。(^_^)
僕は、クワクした。。。。。。。。。。。。。。ガハハ(笑)