11日間の夢 № 2  182の表す意味

僕が見てきた、夢の中での未来は衝撃的だった。

 

悲しみや妬み、恨みの様な想念から来る、悲惨なものだった。

 

その中でも、逃げ惑う人々を傍観する僕は、吐き気さえ覚えた。

 

皆、同じ方向に逃げまとい、同じ方向で息絶えていく。

 

戦争は、これから、始まるものではなく、既に遂行中で

 

それに、気づいた、民衆は、既に時遅し。。。。

 

立ち向かう事も出来ずに、己の命だけを必死に抱え

 

リーダーと思わしき奴に、解決を求め、

 

そいつが、西だと言えば、西に群がり、

 

東だと、叫べば、東に向きを変える。

 

血だらけになり、天を仰ぎ、両腕をクロスさせて、涙を流し

 

死んでいく。。。。

 

子供を抱える女性だけが、皆、立ち止まり、

子供の後ろに付、子供と共に、立ち止まる人もいれば、子供と

子供のペースに合わせて、歩いている。

そして、子供の話を聞き、子供の意見を聞き入れ、

 

大衆とは逆の道を歩む。。。。

 

傍観している僕はふっと、思う。

 

この親子達の進む道の先には光があるのだろうと

そして、苦しむ先に笑顔があり、助かるのだろうと。

彼ら、彼女、子供達は未来だからである。。

 

地球は地球の意志では、終わらない。。

終わらせない。。。

 

純粋な波動を送り、キャッチ出来る、愛は

子供たちであり、受け入れる愛を持つものは女性だと

直観的、僕は感じた。

 

そして、それらは、自然のリズム、振動数になる。

 

もっとも、悲惨だと思える光景は、それらを無視して、

子供達を怒鳴りつけ、同じ方向に連れ込もうとする男性

や親、大人たちだ、泣きじゃくる声を無視して、

飴を与え、手を引いていく、果たして、その先には

悲しくなりそうで、僕は目を背けた。。

 

そして、僕と目の合う人が僕に伝えてくる182と

 

どうやら、この、僕が見る夢のキーワードのようだ。

 

こんな、夢も見る。僕が河原の石になる夢だ

 

石になった、僕にはそれでも、意思があり、

 

ただ、毎日を過ごしている。

 

 

僕は目が覚めるたびに、182の意味を見つけ出そうと

必死に考えた。

 

この、182の意味が分かれば、きっと、

 

僕の見る、未来の夢から解放できると思ったからだ

 

正直、僕たちの未来がどうなろうと、

 

僕は、そんな事はどうでも良かった。

 

一層の事、今のままなら、未来なんか無い方が良いと感じていた。

 

兎に角、僕は、今の自分の見る夢の不愉快さから解放されたかった。

 

毎日、182の意味を追いかけた。。。。

 

これは、多分、僕の自己の声からの啓示だと、確信していた。。。。。