ウツでした。(笑)
映画「ツレがウツになりまして。」を何気無く借りて
ボッーと観てました。
主人公のツレは病院に行きウツだと診断されます。
妻が病院に行くことをすすめての事。
その時の主人公の症状が僕と似ていた。←全てでは無いけど(笑)
当時の僕は、病院には行かずに、苦しんでた。
映画の中でもそうだが、症状も苦しいのだが。。。
僕も周りのコミニケーションにも苦しんだ。
僕をそっとして置いてくれって感じでね。
もちろん、相手には悪気の無いことも理解した上で。
当時の僕は、家族にも言えなかった。(笑)
具合が悪い事は伝えても、僕自身が寝れば治る位にしか思っていなかった。
映画の中でも、病院の先生が治療期間の話をするシーンがある。
その先生は、人にもよるけど、半年~1年と言っていた。
僕は、驚きと、そうだよな~!と妙に納得
実際、僕も、良くなった!と思っても
又、数日後には気持ちがどんとりするを繰り返していた事を
思い出した。
かと言って、自分は怠け者だと罪悪感も抱え、
必死に日常生活に戻ろうと、悪戦苦闘していた。
自分の事より、家族や会社のことが頭をよぎるからだ。
誰にも相談せず←自分がウツだと自覚してないからだ。
恐らく2、3年は、そんな事を繰り返していた思う←今思えば。
最初は軽度で数年後にガツンと来た感じだ。
家でも外でも、腑抜けになり←心身はもがき苦しく辛い。
心の何処かで、ウツを否定もしていた。
風邪なら、周りも解るのであろうが、
ウツの様な心の中の病気は周囲も解らない、
それだけに、自分に自覚が無いのも少しだけ頷ける。
そんな、僕を見限った前妻の気持ちも理解する。
前妻が悪いのではない、キチンと僕の体の状態と心の状態を
話さなかった僕が悪いのである。
後半は少しずつ、状態を話したが、理解されるには遠く感じていた。
もちろん、これだけが、離婚の原因では無いが。。。
正直、その時のショックは想像以上だ。(笑)
心が沈んでる上に、追い打ちをかけるくらい、ならずの底で真っ暗になる。
何よりも、子供との別れは、ショックで、想像を絶する。
今、思えば、その時の僕は、自分の体と心に向き合えて居なかった。
そんな、真っ暗な闇の中かから、僕を救い出してくれたのが、今の妻だった。
僕の話を聞き、頑張れとも言わず、そのままで良いと、僕を受け入れてくれた。
僕の心の居場所を確保してくれた。
ウツになると、僕の場合だが、自分の存在価値や居場所が無くなっていく
不安や恐怖と、色んなものが押し寄せてきて、溺れる。
僕は、別れた妻に、こんな言葉を貰った。
「一生懸命生きている私と、貴方(僕)一緒にしないでくれと。。」
僕は、言葉を失った。。。
僕は、理解されないし、しょうがないと諦めた。(笑)
多くの人は、ウツをがどんな物か解らないから仕方ないんだと思う。
何度も言うが、現にウツになってる僕が分からないんだから、ウツだって事がね。
そして、ウツの原因に焦点をあわせるでしょ。
僕は、今は良い状態だけど、今の妻のお陰だと感じてる。
どんな状態の僕でも受け入れてくれて、原因を突き止める事ではなく
その僕の状態の意味を一緒に考えてくれてた様に思う。
だから、何時も、おおらかに見えて、僕の居場所を作ってくれてた。
例えば、僕が調子が悪くボッーとしていると、
妻は笑いながら、無になってるのね。。素敵\(^o^)/←こんな感じ。(笑)
ポジテブとは違う。
そんでもって、人間、無になることは大切よ!\(^o^)/←こんな感じ(笑)
この辺に関しての妻の名言は、本当に沢山ある。(笑)
一緒にいる僕は、罪悪とかそんなものが吹っ飛んで、
こんな僕で、良いんだって、思えるようになってくる←不思議だ(笑)
そのうち、笑える様になってきて、結局、病院行かなくて完治した。
僕の妻の僕への治療法は、薬とか、ウツの原因とか、そんなものどうでも良くて
ウツを治そうとか、理解する何て言うのもどうでも良くて、
妻に取っての僕は、ウツの僕で充分で、それが、僕ならそれで良い。
僕の妻は、ウツを治す事じゃなくて、受け入れちゃたんだ。(笑)
そしたら、僕は、自然と治った。